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リハビリに前向きになった車椅子での散歩

人工膝関節の手術と祖母

膝を痛めた女性のイメージ
私の祖母は、80歳の時に人工膝関節の手術を受けました。 もともと膝が悪く、75歳を超える頃から膝に水が溜まり、 病院に行って水抜きをすることが多くなっていました。
水がたまることも痛いですが、それを抜くこともとても痛かったと言います。 そして水を抜く回数が増えてくると、 今度はそれに伴って感染を起こす可能性が高くなるから 十分に気を付けるように医師からも言われていたのです。
幸い感染を起こすことなく経過をしていましたが、 医師からも頻回な水抜き、自然改善は望めないことを考えると 人工膝関節置換術を受けた方がいいのではないかという話が持ち上がってきました。 もともと外交的で、認知力も良好だった祖母は、医師の提案を受け入れることにしました。
また年齢的なことを考えると、手術を受けることが 出来るのも今の時期しかないだろうと思ったのです。

すぐに始まったリハビリ

ベッドのイメージ
それから少しずつ手術の準備が始まりました。 そして手術を決意してから3か月後、病院で人工膝関節置換術を受けたのです。
術後の祖母はかなり膝が痛いようでした。でもずっとベットに横になっていると、 腰も痛くなるようで、術後の2日間くらいは術後の痛みと腰の痛み。 そして全身麻酔の影響などで体は辛そうでしたね。 わたしたち家族は、手術についての説明を受けていましたが、 術後のリハビリについてはそれほど理解をしていませんでした。
手術をして人工の関節に交換したのだから、術後はすぐに動くようなことはなく、 しばらくはベット上で過ごすことが続くのだろうと思っていましたが、 意外にもリハビリが早期に始まったのでとても驚きました。
手術の次の日はベット上で足を動かすリハビリ。 そしてほかの筋力が衰えないようにするための筋トレがありました。 そしてその翌日には、ベットから降りる練習が始まったのです。

前向きにリハビリに取り組むようになった祖母

花畑
祖母は心の準備も出来ていなかったのでしょうか。 少し驚くとともに、術後の痛みが残っているので、 リハビリを嫌がるようなそぶりを見せたのです。
それから少しずつリハビリが進みましたが、祖母は我慢強く、 粘り強い性格だったのですが、このリハビリに関しては、消極的でした。 理学療法士に支持されることが思うようにできないのです。 そのために祖母も自信を無くしていました。
そんな時、理学療法士の方が、病院内の中庭に車椅子で散歩に連れて行ってくれました。 中にはには花が咲いているし、魚などもいて子供たちも遊んでいます。 そんな様子を見て祖母の気持ちも和んだと言います。 理学療法士とどのような話が合ったのかはわかりませんが、 祖母はリハビリを前向きに頑張ろう、そして自分の足で歩いて自宅に帰ろうと思ったそうです。
もしかすると祖母はガーデニングをすることが好きだったので、 自宅で待っている自分の花たちを思い出したのかもしれません。

努力の末に車椅子を卒業へ

リハビリをする女性
そして早く帰りたいと思ったのでしょう。 それから祖母は車椅子を使用しながらもリハビリに一生懸命取り組みました。 はじめは車椅子を使用してトイレに行っていましたが、 その内車椅子を使用する回数がどんどん減ってきました。
人よりは遅いペースでリハビリが進んでいきましたが、 手術から1カ月すると完全に車椅子からは卒業することが出来たのです。 そしてやっと退院のめどが立つようになったのです。
祖母がここまで前向きにリハビリをすることが出来たのは、 きっとあの車椅子での散歩があったからでしょう。 あれがなかったら、今でもベットの上で過ごしていたかもしれません。
私たち家族にとって、この祖母が入院したことは大きな出来事でしたが、 介護やリハビリについて考えさせられる良いきっかけにもなったと思います。 また祖母も車椅子を使いながらではあったけれど、 理学療法士に時々散歩についていってもらって本当に励みになったと感謝をしていました。

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